生活習慣の改善を促すストレッチや運動まで幅広く指導出来るトレーナーを養成いたします。「治療するから個人の意思で健康づくりを実践する」に導くのがSMSTの使命です。腰痛を例にとって挙げれば、腰痛の約85％は非特異的腰痛と言って医者要らずの腰痛、要は生活習慣からくる悪い癖による痛みです。肩こりや膝痛もこれに近いものがあると思いますが、治療（骨折、腫れ、熱、内臓疾患など）を要する場合は医療へ、生活習慣に起因する痛みや不調は私たち健康づくりの専門家が施術し指導する、ということが望ましいと考えています。

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社会背景を見てみましょう。日本は世界に例を見ない超高齢化社会です。2016年には65歳以上人口は総人口の27.3％（男性24.3％、女性30.1％）、4人に 1 人以上が高齢者。2050年にはさらに増えて40％になると言われています。また、医療費(約40 兆円)、介護費（約10 兆円）、年金など社会保障費も年々増加して、財政も厳しく、それを支えている若い人たちの負担も増え問題になっています。 日本は世界に誇る長寿大国ですが、健康に生きているこの期間を健康寿命と言いますが、 この健康寿命と平均寿命の差は女性が約12歳、男性で約9歳あり、これは寿命を迎えるまで女性は12年間、男性は9年間、介護のお世話になるということです。ピンピンコロリがいい、と皆さん口をそろえて言いますが、その思いと現実にはとても大きな差があるということです。

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腰、肩、膝が痛い、これらの痛みを治療するために病院や接骨院行っているのですが、 そこで発生する医療費も莫大です。これらの痛みがきっかけで要介護状態に陥ることが多く、治療だけでは根本的に痛みの改善、緩和にならないことが多いのです。 SMST は、痛みや動作の改善をはかると共に、施術の先の生活習慣改善を指導するところ までを役割として考えています。